第20巻4399番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4399番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4399番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(為防人情陳思作歌一首[并短歌]) |
原文 | 宇奈波良尓 霞多奈妣伎 多頭我祢乃 可奈之伎与比波 久尓<弊>之於毛保由 |
訓読 | 海原に霞たなびき鶴が音の悲しき宵は国辺し思ほゆ |
かな | うなはらに かすみたなびき たづがねの かなしきよひは くにへしおもほゆ |
英語(ローマ字) | UNAHARANI KASUMITANABIKI TADUGANENO KANASHIKIYOHIHA KUNIHESHIOMOHOYU |
訳 | 海原に霞がたなびいて鶴の鳴き声が悲しく聞こえる。宵はしきりに故郷が思われてならない。 |
左注 | (右十九日兵部少輔大伴宿祢家持作之) |
校異 | 敝 弊 [元][類][紀] |
用語 | 天平勝宝7年2月19日、年紀、作者:大伴家持、防人歌、同情、望郷、動物、難波、大阪 |