第12巻3057番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3057番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3057番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 淺茅原 茅生丹足踏 意具美 吾念兒等之 家當見津 [一云 妹之家當見津] |
| 訓読 | 浅茅原茅生に足踏み心ぐみ我が思ふ子らが家のあたり見つ [一云 妹が家のあたり見つ] |
| かな | あさぢはら ちふにあしふみ こころぐみ あがもふこらが いへのあたりみつ [いもが いへのあたりみつ] |
| 英語(ローマ字) | ASADIHARA CHIFUNIASHIFUMI KOKOROGUMI AGAMOFUKORAGA IHENOATARIMITSU [IMOGA IHENOATARIMITSU] |
| 訳 | 浅茅原に生えている茅に足踏みをするとちくちくして鬱陶しい。心が晴れ晴れしないので顔を上げ、恋い焦がれる子らがいる家のあたりを見た。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 異伝、恋情 |

