第10巻2150番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2150番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2150番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠鹿鳴) |
| 原文 | 秋芽子之 散去見 欝三 妻戀為良思 棹<壮>鹿鳴母 |
| 訓読 | 秋萩の散りゆく見ればおほほしみ妻恋すらしさを鹿鳴くも |
| かな | あきはぎの ちりゆくみれば おほほしみ つまごひすらし さをしかなくも |
| 英語(ローマ字) | AKIHAGINO CHIRIYUKUMIREBA OHOHOSHIMI TSUMAGOHISURASHI SAWOSHIKANAKUMO |
| 訳 | 萩の花が散ってゆくのを見ていると気がふさぐのか、妻(萩)恋しさに牡鹿が盛んに鳴き立てている。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 牡 壮 [元][類] |
| 用語 | 秋雑歌、植物、動物 |

