第10巻2126番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2126番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2126番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠花) |
| 原文 | 秋芽子者 於鴈不相常 言有者香 [一云 言有可聞] 音乎聞而者 花尓散去流 |
| 訓読 | 秋萩は雁に逢はじと言へればか [一云 言へれかも] 声を聞きては花に散りぬる |
| かな | あきはぎは かりにあはじと いへればか [いへれかも] こゑをききては はなにちりぬる |
| 英語(ローマ字) | AKIHAGIHA KARINIAHAJITO IHEREBAKA [IHEREKAMO] KOゑWOKIKITEHA HANANICHIRINURU |
| 訳 | 萩の花は冬の雁には逢わないと言うからか(異伝は「言うからなのか」)、雁の鳴き声をきいただけで花のまま散ってしまった。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋雑歌、動物、植物、異伝 |

