第19巻4249番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4249番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4249番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (以七月十七日遷任少納言 仍作悲別之歌贈貽朝集使<掾>久米朝臣廣縄之館二首 /既満六載之期忽値遷替之運 於是別舊之悽心中欝結 拭な之袖何以能旱 因作悲歌二首式遺莫忘之志 其詞曰) |
原文 | 伊波世野尓 秋芽子之努藝 馬並 始鷹猟太尓 不為哉将別 |
訓読 | 石瀬野に秋萩しのぎ馬並めて初鷹猟だにせずや別れむ |
かな | いはせのに あきはぎしのぎ うまなめて はつとがりだに せずやわかれむ |
英語(ローマ字) | IHASENONI AKIHAGISHINOGI UMANAMETE HATSUTOGARIDANI SEZUYAWAKAREMU |
訳 | 石瀬野に秋萩を押さえつけて、馬を並べ、今年初の鷹狩りさえしないままお別れしなくちゃいけないのでしょうか。 |
左注 | 右八月四日贈之 |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝3年8月4日、年紀、作者:大伴家持、地名、富山、鷹狩り、宴席、餞別、悲別、出発、久米広縄、高岡、富山 |