第9巻1771番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1771番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1771番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (大神大夫任長門守時集三輪河邊宴歌二首) |
原文 | 於久礼居而 吾波也将戀 春霞 多奈妣久山乎 君之越去者 |
訓読 | 後れ居て我れはや恋ひむ春霞たなびく山を君が越え去なば |
かな | おくれゐて あれはやこひむ はるかすみ たなびくやまを きみがこえいなば |
英語(ローマ字) | OKUREゐTE AREHAYAKOHIMU HARUKASUMI TANABIKUYAMAWO KIMIGAKOEINABA |
訳 | 後に残された私は恋しくてたまらないでしょうね。春霞がたなびく山をあなた様が越えて行ってしまわれたなら。 |
左注 | 右二首古集中出 |
校異 | 集 [西(右書)] 謌集 |
用語 | 相聞、三輪高市麻呂、古集、餞別、宴席、地名 |