第9巻1678番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1678番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1678番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (大寳元年辛丑冬十月太上天皇大行天皇幸紀伊國時歌十三首) |
原文 | 木國之 昔弓雄之 響矢用 鹿取靡 坂上尓曽安留 |
訓読 | 紀の国の昔弓雄の鳴り矢もち鹿取り靡けし坂の上にぞある |
かな | きのくにの むかしさつをの なりやもち かとりなびけし さかのうへにぞある |
英語(ローマ字) | KINOKUNINO MUKASHISATSUWONO NARIYAMOCHI KATORINABIKESHI SAKANOUHENIZOARU |
訳 | 紀の国に昔武勇の者がいて、カブラ矢を用い鹿を取り押さえ、平定したという話が伝わっているが、ここがその坂、今その坂にさしかかった所ぞ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 雑歌、持統天皇、文武天皇、行幸、羈旅、紀州、和歌山、地名、大宝1年10月、年紀 |