第8巻1521番歌はこちらにまとめました。
第8巻 1521番歌
巻 | 第8巻 |
歌番号 | 1521番歌 |
作者 | 山上憶良 |
題詞 | (山上<臣>憶良七夕歌十二首)反歌 |
原文 | 風雲者 二岸尓 可欲倍杼母 吾遠嬬之 [一云 波之嬬乃] 事曽不通 |
訓読 | 風雲は二つの岸に通へども我が遠妻の [一云 愛し妻の] 言ぞ通はぬ |
かな | かぜくもは ふたつのきしに かよへども わがとほづまの[はしつまの] ことぞかよはぬ |
英語(ローマ字) | KAZEKUMOHA FUTATSUNOKISHINI KAYOHEDOMO WAGATOHODUMANO[HASHITSUMANO] KOTOZOKAYOHANU |
訳 | 風や雲は天の川の両岸を自由に行き来しているのに、遠い我が妻(一に云う「愛しい妻」)と言葉も交わすことが出来ない。 |
左注 | (右天平元年七月七日夜憶良仰觀天河 [一云 帥家作]) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 秋雑歌、作者:山上憶良、七夕 |