第19巻4212番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4212番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4212番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (追同處女墓歌一首[并短歌]) |
原文 | 乎等女等之 後<乃>表跡 黄楊小櫛 生更生而 靡家良思母 |
訓読 | 娘子らが後の標と黄楊小櫛生ひ変り生ひて靡きけらしも |
かな | をとめらが のちのしるしと つげをぐし おひかはりおひて なびきけらしも |
英語(ローマ字) | WOTOMERAGA NOCHINOSHIRUSHITO TSUGEWOGUSHI OHIKAHARIOHITE NABIKIKERASHIMO |
訳 | 乙女が後の世の人へのしるしに残した黄楊の小櫛。生え替わって育ち、浜風に靡いているのだろう。 |
左注 | 右五月六日依興大伴宿祢家持作之 |
校異 | 能 乃 [元][類][古] |
用語 | 天平勝宝2年5月6日、年紀、作者:大伴家持、植物、物語、追同、田辺福麻呂、高橋虫麻呂、依興、兎原娘子、物語 |