第6巻1012番歌はこちらにまとめました。
第6巻 1012番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 1012番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (冬十二月十二日歌N所之諸王臣子等集葛井連廣成家宴歌二首 / 比来古N盛興 古歳漸晩 理宜共盡古情同唱<古>歌 故擬此趣<輙>獻古曲二節 風流意氣之士儻有此集之中 争發念心々和古體) |
原文 | 春去者 乎呼理尓乎呼里 鴬<之 鳴>吾嶋曽 不息通為 |
訓読 | 春さればををりにををり鴬の鳴く我が山斎ぞやまず通はせ |
かな | はるされば ををりにををり うぐひすの なくわがしまぞ やまずかよはせ |
英語(ローマ字) | HARUSAREBA WOWORINIWOWORI UGUHISUNO NAKUWAGASHIMAZO YAMAZUKAYOHASE |
訳 | 春になると小枝がたわむばかりに梅が咲き、ウグイスがやってきて鳴きます。いつでもぜひ我が家にお越し下さい。 |
左注 | – |
校異 | <> 之鳴 [西(左書)][元][類][紀] |
用語 | 雑歌、古歌、唱和、伝誦、葛井広成、風流、天平8年12月12日、年紀、動物 |