第4巻763番歌はこちらにまとめました。
第4巻 763番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 763番歌 |
作者 | 紀小鹿(紀女郎) |
題詞 | (紀女郎贈大伴宿祢家持歌二首 [女郎名曰小鹿也]) |
原文 | 玉緒乎 沫緒二搓而 結有者 在手後二毛 不相在目八方 |
訓読 | 玉の緒を沫緒に搓りて結べらばありて後にも逢はざらめやも |
かな | たまのをを あわをによりて むすべらば ありてのちにも あはざらめやも |
英語(ローマ字) | TAMANOWOWO AWAWONIYORITE MUSUBERABA ARITENOCHINIMO AHAZARAMEYAMO |
訳 | 着物の緒(紐)をいつでもほどけるようにゆるく結んでおけば、いつか逢う日があるかもしれないではありませんか。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:紀女郎、大伴家持、恋愛 |