第4巻685番歌はこちらにまとめました。
第4巻 685番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 685番歌 |
作者 | 坂上郎女 |
題詞 | (大伴坂上郎女歌七首) |
原文 | 人事 繁哉君<之> 二鞘之 家乎隔而 戀乍将座 |
訓読 | 人言を繁みか君が二鞘の家を隔てて恋ひつつまさむ |
かな | ひとごとを しげみかきみが ふたさやの いへをへだてて こひつつまさむ |
英語(ローマ字) | HITOGOTOWO SHIGEMIKAKIMIGA FUTASAYANO IHEWOHEDATETE KOHITSUTSUMASAMU |
訳 | 他人の激しい噂を気になさってか、二本の刀の鞘のように近い家に住んでいて、恋続けながらも逢おうとなさらないのは。 |
左注 | – |
校異 | 乎 之 [元] |
用語 | 相聞、作者:坂上郎女、うわさ、恋情 |