第4巻495番歌はこちらにまとめました。
第4巻 495番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 495番歌 |
作者 | 田部櫟子 |
題詞 | (田部忌寸櫟子任<大>宰時歌四首) |
原文 | 朝日影 尓保敝流山尓 照月乃 不Q君乎 山越尓置手 |
訓読 | 朝日影にほへる山に照る月の飽かざる君を山越しに置きて |
かな | あさひかげ にほへるやまに てるつきの あかざるきみを やまごしにおきて |
英語(ローマ字) | ASAHIKAGE NIHOHERUYAMANI TERUTSUKINO AKAZARUKIMIWO YAMAGOSHINIOKITE |
訳 | 朝日が射してきて明るくなってきた山。が、月はまだ残っていて明るく輝いている。その名残の月光のように輝いているあなた。あなたは山の向こうに去ってしまって、ああ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:田部櫟子、恋情、羈旅、離別、太宰府、任官 |