第3巻446番歌はこちらにまとめました。
第3巻 446番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 446番歌 |
作者 | 大伴旅人 |
題詞 | 天平二年庚午冬十二月大宰帥<大>伴卿向京上道之時作歌五首 |
原文 | 吾妹子之 見師鞆浦之 天木香樹者 常世有跡 見之人曽奈吉 |
訓読 | 我妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれど見し人ぞなき |
かな | わぎもこが みしとものうらの むろのきは とこよにあれど みしひとぞなき |
英語(ローマ字) | WAGIMOKOGA MISHITOMONOURANO MURONOKIHA TOKOYONIAREDO MISHIHITOZONAKI |
訳 | 太宰府に赴任してくるとき妻と共に見た鞆(とも)の浦のネズの木は今も立っている。その妻は今は亡き人となっている。 |
左注 | (右三首過鞆浦日作歌) |
校異 | 太 大 [類][紀] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 挽歌、作者:大伴旅人、亡妻挽歌、岡山、地名、天平2年12月、年紀 |