第3巻269番歌はこちらにまとめました。
第3巻 269番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 269番歌 |
作者 | 阿倍女郎 |
題詞 | 阿倍女郎屋部坂歌一首 |
原文 | 人不見者 我袖用手 将隠乎 所焼乍可将有 不服而来来 |
訓読 | 人見ずは我が袖もちて隠さむを焼けつつかあらむ着ずて来にけり |
かな | ひとみずは わがそでもちて かくさむを やけつつかあらむ きずてきにけり |
英語(ローマ字) | HITOMIZUHA WAGASODEMOCHITE KAKUSAMUWO YAKETSUTSUKAARAMU KIZUTEKINIKERI |
訳 | 人様は見てなどいないでしょう。私が袖で赤茶けかけた袿(うちき)(下着)を隠していても。でも(恥ずかしいから)その袿(うちき)は着ないできました。 |
左注 | – |
校異 | 来来 [紀][細] 来々 |
用語 | 雑歌、作者:阿倍女郎、難解、恋愛、飛鳥、地名 |