第1巻21番歌はこちらにまとめました。
第1巻 21番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 21番歌 |
作者 | 天武天皇(大海人) |
題詞 | (天皇遊猟蒲生野時額田王作歌)皇太子答御歌 [明日香宮御宇天皇謚曰天武天皇] |
原文 | 紫草能 尓保敝類妹乎 尓苦久有者 人嬬故尓 吾戀目八方 |
訓読 | 紫のにほへる妹を憎くあらば人妻故に我れ恋ひめやも |
かな | むらさきの にほへるいもを にくくあらば ひとづまゆゑに われこひめやも |
英語(ローマ字) | MURASAKINO NIHOHERUIMOWO NIKUKUARABA HITODUMAYUゑNI WAREKOHIMEYAMO |
訳 | 紫草の野によく映えるそなたが憎いならば、人妻と知りながらなお恋焦がれるものでしょうか。 |
左注 | 紀曰 天皇七年丁卯夏五月五日縦猟於蒲生野 于時<大>皇弟諸王内臣及群臣 皆悉従焉 |
校異 | 天 大 [元][冷][紀] / 皆悉 [元][冷] 悉皆 |
用語 | 雑歌、作者:大海人、天武、滋賀、野遊び、求婚、宴席、枕詞 |