第20巻4469番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4469番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4469番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (臥病悲無常欲修道作歌二首) |
原文 | 和多流日能 加氣尓伎保比弖 多豆祢弖奈 伎欲吉曽能美知 末多母安波無多米 |
訓読 | 渡る日の影に競ひて尋ねてな清きその道またもあはむため |
かな | わたるひの かげにきほひて たづねてな きよきそのみち またもあはむため |
英語(ローマ字) | WATARUHINO KAGENIKIHOHITE TADUNETENA KIYOKISONOMICHI MATAMOAHAMUTAME |
訳 | 大空を渡って山端に沈まんとしている太陽。その夕日が山影に隠れない内に清らかな仏道に入りたいものだ。再び元気な自分に戻れるように。 |
左注 | (以前歌六首六月十七日大伴宿祢家持作) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝8年6月17日、年紀、作者:大伴家持、無常、仏教、求道 |