第16巻3789番歌はこちらにまとめました。
第16巻 3789番歌
| 巻 | 第16巻 |
| 歌番号 | 3789番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (或曰 <昔>有三男同娉一女也 娘子嘆息曰 一女之身易滅如露 三雄之志難平如石 遂乃彷徨池上沈没水底 於時其壮士等不勝哀頽之至 各陳所心作歌三首 [娘子字曰<イ>兒也]) |
| 原文 | 足曳之 山イ之兒 今日徃跡 吾尓告世婆 還来麻之乎 [二] |
| 訓読 | あしひきの山縵の子今日行くと我れに告げせば帰り来ましを [二] |
| かな | あしひきの やまかづらのこ けふゆくと われにつげせば かへりきましを |
| 英語(ローマ字) | ASHIHIKINO YAMAKADURANOKO KEFUYUKUTO WARENITSUGESEBA KAHERIKIMASHIWO |
| 訳 | 山縵の子(三人の男から求婚を迫られ、困った娘)が、きょう逝ってしまうと私(三人の内の一人)に告げてくれたのなら、帰ってきたのに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 雑歌、枕詞、植物、歌物語、物語、三男一女、悲嘆、恋愛 |

