万葉集 第12巻 3164番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第12巻3164番歌はこちらにまとめました。

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第12巻 3164番歌

第12巻
歌番号3164番歌
作者作者不詳
題詞(羇旅發思)
原文室之浦之 湍戸之埼有 鳴嶋之 礒越浪尓 所<沾>可聞
訓読室の浦の瀬戸の崎なる鳴島の磯越す波に濡れにけるかも
かなむろのうらの せとのさきなる なきしまの いそこすなみに ぬれにけるかも
英語(ローマ字)MURONOURANO SETONOSAKINARU NAKISHIMANO ISOKOSUNAMINI NURENIKERUKAMO
室の浦の瀬戸の崎に浮かぶ鳴島(泣き島)の磯を越してくる波はその涙だというのかすっかり私は濡れてしまった。
左注
校異沽 沾 [京]
用語地名、室津、兵庫県、御津町、金ヶ崎、君島、望郷、恋情、掛詞、羈旅