第12巻3161番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3161番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3161番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (羇旅發思) |
| 原文 | 在千方 在名草目而 行目友 家有妹伊 将欝悒 |
| 訓読 | 在千潟あり慰めて行かめども家なる妹いいふかしみせむ |
| かな | ありちがた ありなぐさめて ゆかめども いへなるいもい いふかしみせむ |
| 英語(ローマ字) | ARICHIGATA ARINAGUSAMETE YUKAMEDOMO IHENARUIMOI IFUKASHIMISEMU |
| 訳 | この美しい在千潟(ありちがた)。このまま立ち止まってしばし心を慰めて行きたいけれど、家では妻が心が晴れやらぬまま私を待っている。道を急がねばならない。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 地名、枕詞、羈旅、遊行女婦 |