第12巻3160番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3160番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3160番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (羇旅發思) |
| 原文 | 奥浪 邊浪之来依 貞浦乃 此左太過而 後将戀鴨 |
| 訓読 | 沖つ波辺波の来寄る佐太の浦のこのさだ過ぎて後恋ひむかも |
| かな | おきつなみ へなみのきよる さだのうらの このさだすぎて のちこひむかも |
| 英語(ローマ字) | OKITSUNAMI HENAMINOKIYORU SADANOURANO KONOSADASUGITE NOCHIKOHIMUKAMO |
| 訳 | 沖の波も岸の波もこぞって打ち寄せて来る佐太の浦のように、こんな好い時が過ぎてしまえば、後で恋しくなるだろうな。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 地名、序詞、遊行女婦、恋情、羈旅 |