第12巻3049番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3049番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3049番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 櫻麻之 麻原<乃>下草 早生者 妹之下紐 下解有申尾 |
| 訓読 | 桜麻の麻生の下草早く生ひば妹が下紐解かずあらましを |
| かな | さくらをの をふのしたくさ はやくおひば いもがしたびも とかずあらましを |
| 英語(ローマ字) | SAKURAWONO WOFUNOSHITAKUSA HAYAKUOHIBA IMOGASHITABIMO TOKAZUARAMASHIWO |
| 訳 | 桜麻の麻原の下草が知らぬ間に伸びるように、いち早くそれに気づいた私が行動を起こしたので恋仲になり、彼女が下紐を解くまでになった。もしも気づかなかったなら、そうはなっていなかったろうに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | <> 乃 [元][類][紀] |
| 用語 | 序詞、恋情、植物 |

