第12巻3023番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3023番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3023番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 隠沼乃 下従戀餘 白浪之 灼然出 人之可知 |
| 訓読 | 隠り沼の下ゆ恋ひあまり白波のいちしろく出でぬ人の知るべく |
| かな | こもりぬの したゆこひあまり しらなみの いちしろくいでぬ ひとのしるべく |
| 英語(ローマ字) | KOMORINUNO SHITAYUKOHIAMARI SHIRANAMINO ICHISHIROKUIDENU HITONOSHIRUBEKU |
| 訳 | 隠り沼の下から密かに恋い焦がれていたが、そのあまりあふれ出た白波のように、はっきりと顔に出てしまった。世間の人が知るほどに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 枕詞、恋情、うわさ、人目 |