万葉集 第12巻 2861番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第12巻2861番歌はこちらにまとめました。

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第12巻 2861番歌

第12巻
歌番号2861番歌
作者作者不詳
題詞(寄物陳思)
原文礒上 生小松 名惜 人不知 戀渡鴨
訓読礒の上に生ふる小松の名を惜しみ人に知らえず恋ひわたるかも
かないそのうへに おふるこまつの なををしみ ひとにしらえず こひわたるかも
英語(ローマ字)ISONOUHENI OFURUKOMATSUNO NAWOWOSHIMI HITONISHIRAEZU KOHIWATARUKAMO
磯の上に生えている小さな松のように、噂が立つのを恐れひっそりと人に知られないまま恋い焦がれ続けています。
左注或本歌曰 巌上尓 立小松 名惜 人尓者不云 戀渡鴨 (右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異
用語作者:柿本人麻呂歌集、略体、植物、人目、うわさ、恋情、序詞
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第12巻 2861S1番歌(異伝歌1)

題詞(寄物陳思)或本歌曰
原文巌上尓 立小松 名惜 人尓者不云 戀渡鴨
訓読岩の上に立てる小松の名を惜しみ人には言はず恋ひわたるかも
かないはのうへに たてるこまつの なををしみ ひとにはいはず こひわたるかも
英語(ローマ字)IHANOUHENI TATERUKOMATSUNO NAWOWOSHIMI HITONIHAIHAZU KOHIWATARUKAMO
磯の上に生えている小さな松のように、噂が立つのを恐れひっそりと人に打ち明けることもないまま恋い焦がれ続けています。
左注(右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異
用語作者:柿本人麻呂歌集、略体、序詞、植物、人目、うわさ、恋情、異伝