第11巻2802番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2802番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2802番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 念友 念毛金津 足桧之 山鳥尾之 永此夜乎 |
訓読 | 思へども思ひもかねつあしひきの山鳥の尾の長きこの夜を |
かな | おもへども おもひもかねつ あしひきの やまどりのをの ながきこのよを |
英語(ローマ字) | OMOHEDOMO OMOHIMOKANETSU ASHIHIKINO YAMADORINOWONO NAGAKIKONOYOWO |
訳 | 思えば思うほど耐え難い、この山鳥の尾のように長い夜が。 |
左注 | 或本歌<曰> 足日木乃 山鳥之尾乃 四垂尾乃 長永夜乎 一鴨将宿 |
校異 | 云 曰 [嘉][類][紀] |
用語 | 枕詞、動物、恋情、序詞、鳥 |
第11巻 2802S1番歌(異伝歌1)
題詞 | (寄物陳思)或本歌<曰> |
原文 | 足日木乃 山鳥之尾乃 四垂尾乃 長永夜乎 一鴨将宿 |
訓読 | あしひきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む |
かな | あしひきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ |
英語(ローマ字) | ASHIHIKINO YAMADORINOWONO SHIDARIWONO NAGANAGASHIYOWO HITORIKAMONEMU |
訳 | まことに長い秋の夜を、あなたを恋い慕いながらひとりで寝るわたし。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 枕詞、動物、序詞、恋情、女歌、異伝、鳥 |