第11巻2745番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2745番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2745番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 湊入之 葦別小<舟> 障多見 吾念<公>尓 不相頃者鴨 |
訓読 | 港入りの葦別け小舟障り多み我が思ふ君に逢はぬころかも |
かな | みなといりの あしわけをぶね さはりおほみ あがおもふきみに あはぬころかも |
英語(ローマ字) | MINATOIRINO ASHIWAKEWOBUNE SAHARIOHOMI AGAOMOFUKIMINI AHANUKOROKAMO |
訳 | 港に入る小舟が葦を押し分け押し分け進むように支障が多く、我が恋するあの方とは噂が激しく、近頃なかなか逢えない。 |
左注 | – |
校異 | 船 舟 [嘉][文] / 君 公 [嘉][文][類][紀] |
用語 | 序詞、うわさ、障害、恋情 |