第11巻2717番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2717番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2717番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 朝東風尓 井<堤超>浪之 世<染>似裳 不相鬼故 瀧毛響動二 |
訓読 | 朝東風にゐで越す波の外目にも逢はぬものゆゑ瀧もとどろに |
かな | あさごちに ゐでこすなみの よそめにも あはぬものゆゑ たきもとどろに |
英語(ローマ字) | ASAGOCHINI ゐDEKOSUNAMINO YOSOMENIMO AHANUMONOYUゑ TAKIMOTODORONI |
訳 | 朝の東風に吹かれて堤を越えて波があふれ出すように、あの子に遠くから逢ってもいないのに、噂ばかりが滝もとどろにやかましい。 |
左注 | – |
校異 | 提越 堤超 [類] / 蝶 染 [万葉考] |
用語 | 恋情、序詞、うわさ |