第11巻2556番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2556番歌
| 巻 | 第11巻 |
| 歌番号 | 2556番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (正述心緒) |
| 原文 | 玉垂之 小簀之垂簾乎 徃褐 寐者不眠友 君者通速為 |
| 訓読 | 玉垂の小簾の垂簾を行きかちに寐は寝さずとも君は通はせ |
| かな | たまだれの をすのたれすを ゆきかちに いはなさずとも きみはかよはせ |
| 英語(ローマ字) | TAMADARENO WOSUNOTARESUWO YUKIKACHINI IHANASAZUTOMO KIMIHAKAYOHASE |
| 訳 | 玉を垂らした垂簾を通りすがりに押しのけて共寝するわけには参りませんが、あなた様通ってきて下さいな。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 女歌、母親 |

