第11巻2504番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2504番歌
| 巻 | 第11巻 |
| 歌番号 | 2504番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 解衣 戀乱乍 浮沙 生吾 <有>度鴨 |
| 訓読 | 解き衣の恋ひ乱れつつ浮き真砂生きても我れはありわたるかも |
| かな | とききぬの こひみだれつつ うきまなご いきてもわれは ありわたるかも |
| 英語(ローマ字) | TOKIKINUNO KOHIMIDARETSUTSU UKIMANAGO IKITEMOWAREHA ARIWATARUKAMO |
| 訳 | 脱ぎ捨てた着物のように恋に乱れている。私は水に浮かんで流れる細かな砂のように、生きていてもただそのままはかなく生きているだけ。 |
| 左注 | (以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
| 校異 | 戀 有 [嘉] |
| 用語 | 作者:柿本人麻呂歌集、略体、枕詞、恋情 |

