万葉集 第11巻 2488番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第11巻2488番歌はこちらにまとめました。

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第11巻 2488番歌

第11巻
歌番号2488番歌
作者作者不詳
題詞(寄物陳思)
原文礒上 立廻香<樹> 心哀 何深目 念始
訓読礒の上に立てるむろの木ねもころに何しか深め思ひそめけむ
かないそのうへに たてるむろのき ねもころに なにしかふかめ おもひそめけむ
英語(ローマ字)ISONOUHENI TATERUMURONOKI NEMOKORONI NANISHIKAFUKAME OMOHISOMEKEMU
磯の上にしっかり根を張るむろの木のごとく、どうして私は深く深く思い入れてしまったのだろう、あの子に。
左注(以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異瀧 樹 [万葉考]
用語作者:柿本人麻呂歌集、略体、植物、序詞、恋情