万葉集 第11巻 2356番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第11巻2356番歌はこちらにまとめました。

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第11巻 2356番歌

第11巻
歌番号2356番歌
作者作者不詳
題詞(旋頭歌)
原文狛錦 紐片<叙> 床落邇祁留 明夜志 将来得云者 取置<待>
訓読高麗錦紐の片方ぞ床に落ちにける明日の夜し来なむと言はば取り置きて待たむ
かなこまにしき ひものかたへぞ とこにおちにける あすのよし きなむといはば とりおきてまたむ
英語(ローマ字)KOMANISHIKI HIMONOKATAHEZO TOKONIOCHINIKERU ASUNOYOSHI KINAMUTOIHABA TORIOKITEMATAMU
着物を結ぶ高麗錦の紐の片方が床に落ちていました。明日の夜行くからとおっしゃるなら取っておいてお待ちしますが・・・。
左注(右十二首柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異釼 叙 [嘉][文][紀] / 得 待 [嘉][文][紀]
用語作者:柿本人麻呂歌集、非略体、旋頭歌、比喩、女歌、恋情