第10巻2335番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2335番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2335番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 寄露 |
原文 | 咲出照 梅之下枝<尓> 置露之 可消於妹 戀頃者 |
訓読 | 咲き出照る梅の下枝に置く露の消ぬべく妹に恋ふるこのころ |
かな | さきでてる うめのしづえに おくつゆの けぬべくいもに こふるこのころ |
英語(ローマ字) | SAKIDETERU UMENOSHIDUENI OKUTSUYUNO KENUBEKUIMONI KOFURUKONOKORO |
訳 | 咲き出して照り輝く梅の下枝(しづえ)に降った露が消え入るように、切なく彼女に恋い焦がれているきょうこのごろ。 |
左注 | – |
校異 | <> 尓 [元][類][紀] |
用語 | 冬相聞、植物、恋情 |