第10巻2333番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2333番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2333番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | – |
原文 | 零雪 虚空可消 雖戀 相依無 月經在 |
訓読 | 降る雪の空に消ぬべく恋ふれども逢ふよしなしに月ぞ経にける |
かな | ふるゆきの そらにけぬべく こふれども あふよしなしに つきぞへにける |
英語(ローマ字) | FURUYUKINO SORANIKENUBEKU KOFUREDOMO AFUYOSHINASHINI TSUKIZOHENIKERU |
訳 | 降る雪もやがて空に消えてゆく、そんな雪のように消え入りそうになりながら恋い焦がれているが、逢う術もないまま月日が経ってしまった。 |
左注 | 右柿本朝臣人麻呂之歌集出 |
校異 | – |
用語 | 冬相聞、作者:柿本人麻呂歌集、略体、恋情 |