第10巻2320番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2320番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2320番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠雪) |
| 原文 | 吾袖尓 零鶴雪毛 流去而 妹之手本 伊行觸<粳> |
| 訓読 | 我が袖に降りつる雪も流れ行きて妹が手本にい行き触れぬか |
| かな | わがそでに ふりつるゆきも ながれゆきて いもがたもとに いゆきふれぬか |
| 英語(ローマ字) | WAGASODENI FURITSURUYUKIMO NAGAREYUKITE IMOGATAMOTONI IYUKIFURENUKA |
| 訳 | 私の着物の袖に雪がふりかかってきたが、この雪が流れていってあの子の手首に降りかからぬものだろうか。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 糠 粳 [元][類] |
| 用語 | 冬雑歌、恋愛 |

