第10巻2312番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2312番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2312番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | – |
原文 | 我袖尓 雹手走 巻隠 不消有 妹為見 |
訓読 | 我が袖に霰た走る巻き隠し消たずてあらむ妹が見むため |
かな | わがそでに あられたばしる まきかくし けたずてあらむ いもがみむため |
英語(ローマ字) | WAGASODENI ARARETABASHIRU MAKIKAKUSHI KETAZUTEARAMU IMOGAMIMUTAME |
訳 | あられが袖に降りかかってきて、ころころ走り回る。それを袖を巻いて包み隠し、なくならないようにしよう。彼女に見せたいから。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集出也) |
校異 | 歌 [西] 謌 |
用語 | 冬雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、恋愛 |