第10巻2275番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2275番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2275番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄花) |
| 原文 | 言出而 云<者>忌染 朝皃乃 穂庭開不出 戀為鴨 |
| 訓読 | 言に出でて云はばゆゆしみ朝顔の穂には咲き出ぬ恋もするかも |
| かな | ことにいでて いはばゆゆしみ あさがほの ほにはさきでぬ こひもするかも |
| 英語(ローマ字) | KOTONIIDETE IHABAYUYUSHIMI ASAGAHONO HONIHASAKIDENU KOHIMOSURUKAMO |
| 訳 | 口に出していうのははばかられるので朝顔の花が咲き出さないままの密かな恋をしています。 |
| 左注 | – |
| 校異 | <> 者 [元][類][紀] |
| 用語 | 秋相聞、植物、恋情、秘密 |

