第10巻2272番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2272番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2272番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄花) |
| 原文 | 秋就者 水草花乃 阿要奴蟹 思跡不知 直尓不相在者 |
| 訓読 | 秋づけば水草の花のあえぬがに思へど知らじ直に逢はざれば |
| かな | あきづけば みくさのはなの あえぬがに おもへどしらじ ただにあはざれば |
| 英語(ローマ字) | AKIDUKEBA MIKUSANOHANANO AENUGANI OMOHEDOSHIRAJI TADANIAHAZAREBA |
| 訳 | 秋がやってくると、水辺の草花がこぼれ落ちるように、私の思いも切なく途切れそうになる。この気持ちあなたは知らないでしょうね。直接逢うこともないので。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋相聞、植物、恋情 |

