第10巻2266番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2266番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2266番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 寄鴈 |
原文 | 出去者 天飛鴈之 可泣美 且今<日>々々々云二 年曽經去家類 |
訓読 | 出でて去なば天飛ぶ雁の泣きぬべみ今日今日と言ふに年ぞ経にける |
かな | いでていなば あまとぶかりの なきぬべみ けふけふといふに としぞへにける |
英語(ローマ字) | IDETEINABA AMATOBUKARINO NAKINUBEMI KEFUKEFUTOIFUNI TOSHIZOHENIKERU |
訳 | 出立してしまったら、妻(ないし彼女)が空飛ぶ雁が鳴くように泣くだろうと思って、出立を一日延ばしにしている内に年を越してしまった。 |
左注 | – |
校異 | 且 日 [元][類][紀] |
用語 | 秋相聞、動物、恋情 |