第10巻2265番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2265番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2265番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | 寄蝦 |
| 原文 | 朝霞 鹿火屋之下尓 鳴蝦 聲谷聞者 吾将戀八方 |
| 訓読 | 朝霞鹿火屋が下に鳴くかはづ声だに聞かば我れ恋ひめやも |
| かな | あさかすみ かひやがしたに なくかはづ こゑだにきかば あれこひめやも |
| 英語(ローマ字) | ASAKASUMI KAHIYAGASHITANI NAKUKAHADU KOゑDANIKIKABA AREKOHIMEYAMO |
| 訳 | 朝霞にけむる朝、蚊火の置かれた縁側の下で鳴く小さな蛙の声だけでも聞くことが出来るなら、あなたのことをこんなにも恋い焦がれるでしょうか。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋相聞、動物、恋情 |

