第10巻2258番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2258番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2258番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄露) |
| 原文 | 秋芽子之 枝毛十尾尓 置霧之 消毳死猿 戀乍不有者 |
| 訓読 | 秋萩の枝もとををに置く露の消かもしなまし恋ひつつあらずは |
| かな | あきはぎの えだもとををに おくつゆの けかもしなまし こひつつあらずは |
| 英語(ローマ字) | AKIHAGINO EDAMOTOWOWONI OKUTSUYUNO KEKAMOSHINAMASHI KOHITSUTSUARAZUHA |
| 訳 | 枝がたわむばかりに秋萩に付いた白露のように露と消えて死んでしまいたい。こうしてもんもんと恋いこがれているくらいなら。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 猿 [元][類](塙) ヱ |
| 用語 | 秋相聞、植物、恋情 |