第10巻2234番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2234番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2234番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | 詠雨 |
原文 | 一日 千重敷布 我戀 妹當 為暮零礼見 |
訓読 | 一日には千重しくしくに我が恋ふる妹があたりにしぐれ降れ見む |
かな | ひとひには ちへしくしくに あがこふる いもがあたりに しぐれふれみむ |
英語(ローマ字) | HITOHINIHA CHIHESHIKUSHIKUNI AGAKOFURU IMOGAATARINI SHIGUREFUREMIMU |
訳 | 一日に幾度も幾度もしきりに彼女のことが恋しくてたまらないが、そのようにもしぐれよ、彼女の家のあたりにしきりに降ってくれないか、じっと眺めていたいから。 |
左注 | 右一首柿本朝臣人<麻呂>之歌集出 |
校異 | 麿 麻呂 [元][紀][温] / 歌 [西] 謌 |
用語 | 秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、恋情、季節 |