第10巻2230番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2230番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2230番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 詠風 |
原文 | 戀乍裳 稲葉掻別 家居者 乏不有 秋之暮風 |
訓読 | 恋ひつつも稲葉かき別け家居れば乏しくもあらず秋の夕風 |
かな | こひつつも いなばかきわけ いへをれば ともしくもあらず あきのゆふかぜ |
英語(ローマ字) | KOHITSUTSUMO INABAKAKIWAKE IHEWOREBA TOMOSHIKUMOARAZU AKINOYUFUKAZE |
訳 | 本宅が恋しい。稲の葉をかきわけるように作られた仮小屋にいると、しきりに吹く秋の夕風(秋の到来)が身にこたえる。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 秋雑歌、季節 |