第10巻2116番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2116番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2116番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (詠花) |
原文 | 白露尓 荒争金手 咲芽子 散惜兼 雨莫零根 |
訓読 | 白露に争ひかねて咲ける萩散らば惜しけむ雨な降りそね |
かな | しらつゆに あらそひかねて さけるはぎ ちらばをしけむ あめなふりそね |
英語(ローマ字) | SHIRATSUYUNI ARASOHIKANETE SAKERUHAGI CHIRABAWOSHIKEMU AMENAFURISONE |
訳 | 白露が降りる秋がやってきて、それに抗し切れず、萩が花を咲かせた。その萩が散るのは惜しい。雨よ、降らないでおくれ、頼むから。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 秋雑歌、植物 |