第10巻2006番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2006番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2006番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | (七夕) |
原文 | 孫星 嘆須つ 事谷毛 告<尓>叙来鶴 見者苦弥 |
訓読 | 彦星は嘆かす妻に言だにも告げにぞ来つる見れば苦しみ |
かな | ひこほしは なげかすつまに ことだにも つげにぞきつる みればくるしみ |
英語(ローマ字) | HIKOHOSHIHA NAGEKASUTSUMANI KOTODANIMO TSUGENIZOKITSURU MIREBAKURUSHIMI |
訳 | 彦星は言葉だけでもかけようと、一年一度の逢う瀬にやってきた。が、嘆き悲しむ妻に逢うと、心苦しくて言葉も出なかった。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | 余 尓 [元][類][紀] |
用語 | 秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、七夕 |