第10巻1908番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1908番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1908番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 寄霜 |
原文 | 春去者 水草之上尓 置霜乃 消乍毛我者 戀度鴨 |
訓読 | 春されば水草の上に置く霜の消につつも我れは恋ひわたるかも |
かな | はるされば みくさのうへに おくしもの けにつつもあれは こひわたるかも |
英語(ローマ字) | HARUSAREBA MIKUSANOUHENI OKUSHIMONO KENITSUTSUMOAREHA KOHIWATARUKAMO |
訳 | 春がやってくると、水草の上の霜が消えてしまうように、消えそうになりながらも私は恋続けまする。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 春相聞、恋情 |