第10巻1903番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1903番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1903番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄花) |
| 原文 | 吾瀬子尓 吾戀良久者 奥山之 馬酔花之 今盛有 |
| 訓読 | 我が背子に我が恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり |
| かな | わがせこに あがこふらくは おくやまの あしびのはなの いまさかりなり |
| 英語(ローマ字) | WAGASEKONI AGAKOFURAKUHA OKUYAMANO ASHIBINOHANANO IMASAKARINARI |
| 訳 | あの人に恋い焦がれている、その今の自分の心情は、奥山で人知れず今を盛りと咲いている馬酔木の花そのものです。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 春相聞、植物、恋情 |

