第10巻1898番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1898番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1898番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄鳥) |
| 原文 | 容鳥之 間無數鳴 春野之 草根乃繁 戀毛為鴨 |
| 訓読 | 貌鳥の間なくしば鳴く春の野の草根の繁き恋もするかも |
| かな | かほどりの まなくしばなく はるののの くさねのしげき こひもするかも |
| 英語(ローマ字) | KAHODORINO MANAKUSHIBANAKU HARUNONONO KUSANENOSHIGEKI KOHIMOSURUKAMO |
| 訳 | 貌鳥(かほとり)がしきりに鳴きしきる春の野は草も深々と生い茂っている。そんな激しい恋に私は陥っている。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 春相聞、動物、恋情 |

