第10巻1893番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1893番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1893番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
| 題詞 | – |
| 原文 | 出見 向岡 本繁 開在花 不成不止 |
| 訓読 | 出でて見る向ひの岡に本茂く咲きたる花のならずはやまじ |
| かな | いでてみる むかひのをかに もとしげく さきたるはなの ならずはやまじ |
| 英語(ローマ字) | IDETEMIRU MUKAHINOWOKANI MOTOSHIGEKU SAKITARUHANANO NARAZUHAYAMAJI |
| 訳 | 家を出て仰ぎ見ると、向かいの岡に桜が目いっぱい咲いている。やがて実をつけてサクランボになるに相違ない。 |
| 左注 | (右柿本朝臣人麻呂歌集出) |
| 校異 | – |
| 用語 | 春相聞、作者:柿本人麻呂歌集、略体、植物、比喩、恋情 |