第10巻1856番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1856番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1856番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (詠花) |
原文 | 我刺 柳絲乎 吹乱 風尓加妹之 梅乃散覧 |
訓読 | 我がかざす柳の糸を吹き乱る風にか妹が梅の散るらむ |
かな | わがかざす やなぎのいとを ふきみだる かぜにかいもが うめのちるらむ |
英語(ローマ字) | WAGAKAZASU YANAGINOITOWO FUKIMIDARU KAZENIKAIMOGA UMENOCHIRURAMU |
訳 | 私が髪にかざしている柳の細枝は吹き抜ける風で乱れている。彼女が髪にかざしている梅花も風で散っているだろうな。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 春雑歌、植物、季節 |