第9巻1773番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1773番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1773番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | 獻弓削皇子歌一首 |
原文 | 神南備 神依<板>尓 為杉乃 念母不過 戀之茂尓 |
訓読 | 神なびの神寄せ板にする杉の思ひも過ぎず恋の繁きに |
かな | かむなびの かみよせいたに するすぎの おもひもすぎず こひのしげきに |
英語(ローマ字) | KAMUNABINO KAMIYOSEITANI SURUSUGINO OMOHIMOSUGIZU KOHINOSHIGEKINI |
訳 | 神を呼び寄せる板にする杉のように、過ぎ去らない私の恋心。その激しさに耐え難い。 |
左注 | (右三首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 杉 板 [西(右書)][元][類][紀] |
用語 | 相聞、作者:柿本人麻呂歌集、献呈歌、弓削皇子、恋情、非略体、植物、地名 |